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福神漬文庫FUKUSHINZUKE
燈台守の子と、声なき星たちの譜
SF青春
Novel
燈台守の子と、声なき星たちの譜
沖野汐里 著 / 連載開始 2026-05-14
かつて宇宙と交信できた「星語り」の血筋が絶えて三百年。辺境の海に立つ古い燈台で育った少女・汐音は、ある嵐の夜に燈台の壁から奇妙な信号を受信する。それは、失われたはずの星語りの断片だった。解読を重ねるうち、かつて人類が星々と交わした「契約」の存在と、それを意図的に消した者たちの影が浮かび上がる。少女は過去と宇宙、どちらの真実に手を伸ばすのか。
第1話 / 全50話2%
登場人物
蒼井汐音(あおい しおね)—主人公
17歳。燈台守の養女。無口だが観察眼が鋭く、音や光のパターンを直感的に読み取る特異な感覚を持つ。
燈台守・蒼井遙(あおい はるか)—保護者・語り手
汐音の育て親。寡黙な老人だが星語りの断片を知っており、秘密を抱えたまま病に倒れる。
暦木透真(こよみぎ とうま)—相棒
19歳。星語りの研究機関から派遣された若き調査員。軽口で飄々としているが、組織への不信を胸に秘める。
瑠璃宮クロエ—敵役・鍵を握る者
星語りの研究を統括する機関の長。穏やかな笑顔の奥に「契約」を永久に封じようとする強固な意志がある。
セノ—謎の存在
信号の中から現れた自律思考体。記憶が断片的で、自分が人なのか星なのかさえわからないと語る。
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